『ウイリアム・モリス 原風景でたどるデザインの軌跡』〜福井市美術館 アートラボふくい〜(福井市)


福井市美術館(アートラボふくい)にウイリアム・モリス展を観にいってきました。
会期=2017年2月25日(土曜)〜3月26日(日曜)
観覧料=一般 1,000円/大・高生 500円/小・中生 200円



さすが美術館ということで建物もガラス張りで美しく、
中も明るく外もよく見えきれいなところでした。

さて、このウイリアム・モリスというお方ですが、
恥ずかしながら相方からこのイベントのことを聞くまで
全くもって知りませんでした。
そうはいうもののこのデザインには見覚えがあり、
一般的には有名なお方であることは間違いないでしょう。

館内に入ると突然気分が悪くなりるというアクシデントに見舞われ
(直前に食べた昼食の油がきつかったと思われます)
係員の方に車椅子をご用意しましょうかと声をかけられるほど、
椅子でぐったりしていましたが、
30分くらい?で回復し、ようやく鑑賞開始。
(係員の方にいらぬ心配をかけてしまいました。
ご親切にお声掛けいただきありがとうございました)

壁紙や本、インテリアなどいろいろと展示されており、
その手のものにはあまり心得のない私でも、
素晴らしいと思えるものばかりで驚きました。
そのデザインをみればその人のものとわかるということは、
とてつもなくすごいことに思います。

自然を愛し、そういう環境の中で生活してきたことが
デザインにいかされており、
庭の風景をそのままデザインにしたと思われるものもありました。

ひととおり展示室を鑑賞し、
引きあげようとしたところ、
係員の方(先ほどお声掛けしていただいた方)に
「あちらはご覧になられましたか?」
と声をかけられました。

「あちら?」

椅子でぐったりしていたものですから、
第一展示室という存在に気がつかず、
第二展示室だけ観て帰ろうとしていたのです。

確かに見応えはありましたが、
どうりでやけにあっさりしているなあと感じたわけです。

第一展示室には第二展示室以上にたくさん展示されており、
大満足で美術館をあとにすることができました。

係員さん二度もお気遣いいただきありがとうございました。

福井でこういったものを目にする機会はそう多くはないと思いますので、
残りの期間は短いですが、貴重なこの展示会、
是非足を運ばれることをお勧めします。


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